カメラ レビュー

買うならFujifilm X100F? X100V? …いいえ、X100Tです。【レビュー】

2020年10月13日

 

追記(2022/8/23):この記事は大分前に書きました。なので今ではX100Vが1番良いと思っています

 

Fujifilm X100(初代)を購入して、Fujifilm X100系統の画質・機動性・デザインがとても気に入ったため、X100Tを1年前?くらいに手に入れました。

 

だからこそ早めにレビューをしようと思っていたんですけど…

 

如何せんサブカメラの立ち位置だったために、記事を書くモチベーションが上がりませんでした。

それにひっそりと使いたいなと。

 

今日はそんなX100Tについて簡単にレビューしていきます。



はじめに

この記事は、

『最新の機種にそんな魅力を感じない』

『予算が5万円以下で、それなりのカメラが欲しい』

『カメラに詳しくはないけど、何となく欲しい』

みたいな人向けです。

 

 

話す内容は、

・X100Tの作例

・なぜX100Tなのか

・X100Tの好きなところ

・X100Sではダメなのか

・X100F or Vと比べてみて

・X100Tのイマイチなところ etc...

の順番で話していこうと思います。

 

本当に長いので、『まとめ』で内容を一気に読めるようにしました。

Noah
忙しい人は『まとめ』へ飛んでください!

X100Tの作例

今さらのX100Tなので、需要がありそうな作例を先に紹介します。

 

 

 

 

フィルムシミュレーションはクラシッククローム&モノクロです。

Noah
ここから先の写真もX100Tで撮りました。(本体の写真以外)

なぜX100Tなのか

 

万人に受け入れてもらえる最低限の機能が、X100Tから搭載されているからです。

 

最低限の機能とは、

・USB充電対応
・WiFi機能搭載

です。

そして

・X100F&Vに比べて安い(中古50000円以下)
・約1600万画素はちょうどいい(データ管理等)

のも重要です。

補足

USB充電対応

荷物を減らせるのがいいですね。

充電器や予備バッテリーを持って行く必要が無くなるし、撮影後に喫茶店とかでブログ執筆&画像転送時にそのままPCから充電しています。

んで写真撮影をまたすると。

WiFi機能搭載

SNSが主流のこの時代、撮った写真をすぐに友人or知人に送る柔軟性がとても試されます。

と言うことでWiFi機能。

撮ってすぐ、相手から「アップロードしたいから送って。」とかもざらです。

こんな写真いらんって怒られました。

X100F&Vに比べて安い(中古50000円以下)

当たり前ですが、後継機よりは全然安いです。

ですが、X100Sはおすすめしません。

理由は後述します。

約1600万画素はちょうどいい(データ管理等)

X100Fが約2400万画素、X100Vが約2600万画素になります。

低画素のメリットは、

・データ管理のしやすさ
・手振れもしずらくなる
・高感度耐性

ですね。

データ管理のしやすさが個人的にはポイントが高いです。

沢山の写真を撮って、パソコンにデータを移した時に感じますね。

※低画素の詳しいメリットはいつか記事にします



X100Tの好きなところ

・デザイン

・比較的コンパクト

・クラシッククローム

・カメラ内RAW現像がサクサク

・換算35mmは慣れると最高

・最強のサブカメラ

デザイン

Fujifilm X100(無印)を見た時は、「なんて懐古的なデザインだ…ダサ。」って思ってました。

 

ですが、2013年頃にカメラを趣味として始め、久しぶりに見たX100(無印)とその後継機X100Sは最高にかっこよく感じましたね。

 

僕以外にもそんな経験をした人がいると思います。

クラシッククローム

みんな大好きクラシッククローム。

「使い過ぎると飽きる」と聞きますが、どのフィルムシミュレーションでもそれは同じですよね?

・曇りの日や雨の日

・東南アジアの人混み

などを撮るとそれっぽくなります。

東南アジアと言いつつ大阪

比較的コンパクトで軽量

自分のメインカメラがPentax KPなんですけど、X100Tと比べると重さが全然違います。

プチ荷物って、荷物が多いと楽しめなくなるんですよね。

 

「重えぇ…暑い…帰りたい。」みたいな。

そうなるのが嫌なので、そんな時はX100Tを持って行きます。

カメラ内RAW現像がサクサク

X-Pro2の時にも言いましたが、本当にサクサクでストレスなしにRAW現像が出来ます。

バスや電車で移動の際、カメラ内RAW現像にお世話になっていますね。

いい暇つぶしです。

23mmは慣れると最高

23mmと言うのは広角(18mm)と標準(35mm)の間くらいの画角。

スマホのメインレンズの画角が約16mm~18mmなので最初は戸惑うかもしれませんが、慣れると使いやすいです。

ですが至高は75mm。

最強のサブカメラ

Pentax KPとFujifilm X100Tの使い分けですが、

写真を撮るために旅をする場合:Pentax KP

旅をしつつ写真を撮る場合:Fujifilm X100T

のような感じになっています。

 

前述した『最低限の機能』&『好きなところ』がサブカメラとして持ってこいですね。

X100Sではダメなのか

『なぜX100Tなのか』で少し話しましたが、

・USB充電非搭載

・WiFi機能非搭載

・クラシッククローム無し

だからです。

 

ある程度カメラの知識がある人だったら大丈夫だと思うんですけど…、これからカメラを趣味にしたいと言う人にはキツイかなと。

X100Fと比べてみて

良いところ?

解像度ズーム

最初はこれのためだけに買い替えようと思いました。

ですが、このズーム機能を使うとRAW保存出来なくなると言う…。

 

飛び道具的な使い方は出来るかもしれませんが、知人に写真撮影を頼まれた時とかは使えませんね。

Noah
失敗が怖いので、その場合はJPEG̟+RAWで撮影してます。

前ダイヤル

あったら使うんでしょうけど、無いから困るって言うこともありません。

デザイン

X100系統で一番カッコいいデザインだと思います。

 

カメラに興味がある友人&ない友人、合計20人ほどに聞きました。

20人中18人が、「一番カッコいいのはX100F」と言っていました。

X100Fの微妙なところ

X100Tの正統進化と言うことで、微妙なところがないです。

X100Fの総評

プラス2万円払えば購入出来ちゃう機種(中古)なので、余裕があるならX100Fでもアリだと思います。

あくまでもこの記事は予算5万円以下の人向けなので。

X100Vと比べてみて

いいところ

X100Vはチルト液晶搭載

X100Vから搭載されました。

このおかげでハイアングルとローアングル両方とも撮りやすくなっています。

クラシックネガ

本当にいい色ですよね。

フィルム風な感じと言われますが、確かにそれっぽい特徴があります。

これは本当に羨ましい…。

最新のレンズ

X100(無印)~X100Fまでのレンズと違って、改良されたレンズになります。

現代風の描写で解放から解像してくれるところが特徴ですね。

 

ちなみにX100(無印)~X100Fまでのレンズは、開放で撮ると甘くて、絞ればキリッとするのが特徴でした。

オールドレンズのようだと巷では言われています。

防塵防滴

純正の専用フィルターを付ければですが、手軽に防塵防滴機能が使えます。

個人的には、東南アジアの気候の変化が激しい国へ行った時とかにガンガン使いたいですね。



微妙なところ

デザイン

追記:今はとてもカッコよく感じます!

 

ダサくないっすか?

これをカッコいいって言う人は見慣れたからか、高い買い物だったために自分を騙してるとしか思えません。

 

ちなみに、20人云々の話に戻りますが…、

残りの2人は、X100Tを選びました(ドヤァ。

D-Pad廃止

これはアウト。

僕ならフォーカスレバーより、D-Padを確実に選びますね。

D-Padなら任意のキーにファーカスセレクト機能を割り当てて、残り3ボタンに他の機能を割り当てられるからです。

X100V 総評

凄くいいカメラですが、約15万円します。

X-100Vを買うなら、X-pro3が欲しいですね。

それかX-T2&XF35mm F1.4を購入した方が断然安いですし、絶対幸せになれます。



X100Tのイマイチなところ

メインとしては使いづらい

人によるかもしれませんが、最初はX100T~Vがメインで十分に感じると思います。

ですが、沢山写真を撮ってカメラにハマっていくと、気になる機種&気になるレンズが出てきます。

 

メインとして買ってもサブカメラになる可能性が大きいと。

 

Noah
頑張って他にも探したんですけど、見つかりませんでした。

Fujifilmのイマイチなところ

X100Tのイマイチなところはほぼありません。

 

ですがFujifilmのX100系統&X-Pro系統全体に不満はあります。

 

今更だけどFujifilm X-Pro2を1日使用して感じたこと』で紹介してるので確認してください。

僕が考えるレンズ構成

Xマウント…言わばミラーレスを買う場合ですが、

超広角レンズ:XF10-24mm F4 R OIS

標準単焦点レンズ:XF35mm F1.4 R

望遠レンズ:XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II

ですね。

 

僕はPentaxが大好きなのでマウント移行はしないですけど。

 

あえて、『X-Pro3&XF35mm F1.4のみ運用して、広角側の足りない部分はスマホで補う。』でもいいかもしれません。

まとめ

なぜX100Tがいいのか

・USB充電可能

・WiFi機能搭載

・ちょうどいい1600万画素

・X100F&Tに比べて安いから

X100Tのいいところ

・デザイン

・比較的コンパクト

・クラシッククローム

・カメラ内RAW現像がサクサク

・換算35mmは慣れると最高

・最強のサブカメラ

X100Tのイマイチなところ

・メインとしては使いづらい

・他も模索中

X100Fと比べてみて

・ズーム機能
RAW撮りが出来なくなるから必要なし

・前ダイヤル
使いません

・デザイン
X100系統で一番カッコいい

・X100Fの総評
X100Fの正統進化なので、予算に余裕がある人はこっちを買うべき

X100Vと比べてみて

・チルト液晶搭載
羨ましい。
だけどX100Tでもディスプレイ撮影をすればある程度対応できる。

・クラシックネガ
凄くいい色。羨ましい。

・最新のレンズ
開放でもキレキレに解像してくれる。羨ましい。

・防塵防滴
専用のフィルターを付ければ防滴防塵に。羨ましい。

・デザイン
ただただダサい。

・D-Pad廃止
AFレバーより、D-Padを僕は選びたい

・X100Vの総評
素晴らしい機能満載だが、価格は約15万円。
これならX-pro3を買うし、X-T2&XF35mm F1.4を買った方が断然安いし幸せになれる。

さいごに

大分長くなりました汗

以上がX100Tをおすすめする理由ですね。

 

今ちょうど買おうか迷っているなら、とりあえず買ってみるのもいいかもしれません。

自分に合わなかったらメルカリで売れますしね。

僕は友人と出かける時やプチ旅行(1泊~2泊)をする時は、X100Tを迷わず持って行きます。

 

友人や知人の写真を撮って、送れば喜んでもらえますし、家で気に入った写真をレタッチしてInstagramに投稿するのも楽しいからです。

 

X100Tを持って行って後悔したことはありません。

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