語彙問題のカバー率を調べる
いきなりですが、英検1級でる順パス単5訂版とTOEFLテスト英単語3800 4訂版を用いて、英検1級語彙問題のカバー率を調べてみました。
理由は最後に話します。
とりあえず今回は、2023年度第2回の語彙問題(※熟語を抜いた20問)から、正解となった選択肢が下の2冊の単語帳にいくつ掲載されているかを調べました。(注:見出し語のみ)
※熟語を抜いた問題数は21問です。ですが中途半端だったので1問削りました。
英検1級でる順パス単
カバー率は20問中9問の45%でした。
YouTube上でカバー率をチェックしてみましたが、4訂版に比べて大分下がったみたいですね。
ですがパス単の出来が悪くなったわけではありません。
と言うのも、元々は大問1の対策用として販売されていたパス単ですが、段々と英検1級全体の対策用に変わっていったみたいです。
どっちが良いかは分かりませんね。
悪いことばかりでは無くて、リスニングのスクリプトやリーディングの長文を確認すると、パス単1級に掲載されている単語が結構ありました。
TOEFLテスト英単語3800 4訂版
カバー率は20問中13問の65%でした。
単語数が多いから。と言われそうですが、Rank1の単語は(956語)準1級レベル。簡単なので省くと実質2800語くらいです。
…いや、やっぱり単語数多いですね。
ですがレイアウトが素晴らしいので、体感的には単語数が多いとは感じませんでした。
こうなると、TOEFLテスト英単語3800を使いたくなりますね。IELTSも受ける予定なので、アカデミックな単語も今のうちに増やしておきたいですし。
さいごに
パス単1級5訂版は簡単になったし(僕にとっては簡単ではない)、手元にあるTOEFLテスト英単語3800はレベルの高い語彙も並んでるし…、どっちの方が語彙問題をカバー出来るんだろう。
そう思って、カバー率を調べてみました。
結果はTOEFLテスト単語帳3800の方がカバー率は上でしたが、正直に言うと驚きませんでした。まぁそうだろうな…って。
と言うのも、パス単の掲載語句は過去問のリスニングやリーディングではよく見ますが、語彙問題では、…ん?って感じだったからです。
結論、僕はパス単を8割覚えた後にTOEFLテスト単語帳3800を使います。(本当は今すぐにでも使いたい)
ちなみにですが、英検対策用ならジャパンタイムズ社から出ている英検1級単熟語EXを購入しましょう。
ほぼ全てのレビュー動画やレビュー記事を見てきましたが、大絶賛の嵐でした。