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マイクロフォーサーズを選んだ理由【カメラ】

はじめに

【購入理由】Olympus E-M1 Mark IIIを購入しました【短い記事】

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上の記事でE-M1 IIIを購入した理由を簡単に話したので、今回はマイクロフォーサーズ(以下:4/3)を選ぶメリットを話していきます。

俺はコイツと来年、フィリピン(確定)と南米(orアフリカorウズベキスタン)に行きます。

4/3センサーのメリット

被写界深度が深い

先ずはフルサイズと比べて被写界深度が倍深くなるのが4/3センサーのメリットです。(APS-Cと比べたら1.5倍)

 

夜のスナップ撮影を楽しむ時はISOが上がらないようにF値開放で撮影を楽しみたい…そう思いませんか?(それかシャッター速度を遅くするか)

だけど絞りたい。最低でもF4、出来ればF5.6。

そうなるとISO感度が上がってしまいます。

だけど4/3センサーならF2.8の時点で被写界深度が約F5.6。

絞らずに光量を確保出来てパンフォーカス気味で撮影が出来る。これは人をメインで撮らない僕にとっては最高のメリットです。



余談:F値の明るさ

ちなみにですが「4/3センサーのF2.8ってフルサイズだと実質F5.6の明るさなんだよなぁ…。」みたいにボヤく人がいますが、明るさは関係ありません。

※1.焦点距離 と※2.被写界深度 は2倍になりますが、明るさは同じです。

この話は長くなるので、気になる人はググって下さい。

 

※1. 4/3センサーの25mmだとフルサイズ換算50mm
※2. 4/3センサーのF2.8だとフルサイズ換算F5.6のボケ量

強力な手ぶれ補正

Pentax KP&DA18-135mmとFujifilm X-T1&XF16-80mmを長い間使ってきましたが、シャッター速度をギリギリまで遅くした限界が両機種とも1/4秒でした。

息を止めて気合を入れて1/2秒。

 

一方E-M1 Mark IIIですが、レビュー記事を見ると2秒は余裕。気合を入れて4秒みたい。

Panasonicでも機種によっては同レベルの補正能力があります。

 

長時間露光と開放F値を合わせれば、光量の少ない夜のスナップでも基準ISOを確保したまま撮影が出来ます。

 

基準ISOで朝も夜も関係なく撮影出来るのは最高。



デメリットがメリット

長時間露光は動体ブレと言ったデメリットが出てきますが、写真販売を考えている僕にとっては好都合。(人の顔や車のナンバーが映ると審査で弾かれる)

 

確かにフルサイズカメラのダイナミックレンジの広さ・ISO6400も使える?高感度耐性・被写体が浮き出るようなボケは気になります。

ですがE-M1 IIIの化け物手振れ補正・ライブND機能・総重量の軽量化・ハイレゾショット等の方が僕にとっては魅力的。

 

被写界深度が深い… ボケづらいと言いましたが、Proレンズを使えば4/3でもキレイにボケますしね。



さいごに

そんな理由であえて4/3センサーカメラを購入しました。

別記事で4/3センサーのPanasonicではなくてOlympusを購入した理由もまとめます。

 

とりあえず家の周りを軽く撮ってきましたが凄まじいですね。

「高性能化したフルサイズカメラが4/3カメラを食ってる。ゆえに未来はない。」みたいな記事を目にしますが、そんなことはありません。マジで。(まぁ、売れないと未来はないけど…)

使ってみて感じたことですが、適材適所…その言葉がピッタリに思えるほど使用用途での差別化が進んでいました。

『はじめに』で言った海外での写真撮影が楽しみです。

 

P.S. 友人に結婚式の写真撮影を頼まれました。こう言った時はフルサイズが欲しいなと思っちゃいますね。

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