はじめに
本日は470点を突破出来る勉強法を紹介していきたいと思います。
レベル1からの勉強法なので、ボリュームは結構あるかと…汗
ですが、基礎的な勉強をして取得したTOEIC470点は、適当に勉強して取得した470点とは違います。
基礎は言うまでもなく重要で、600点、そして730点と、将来的にすんなりと点数を上げてくれる土台になります。
僕は脳筋勉強法を行ったせいで、480点~680点を取るまでに、大量の時間を消費してしまいました。
使用する教材とその順番
この教材を見て、「え、簡単だよ」と思った方は、本当のレベル1ではありません。
なので600点を目指しましょう。
※今後600点突破法も書いていきたいと思います。
【0】DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本
【1】キクタン【Entry】2000
【2】英文法のトリセツ じっくり基礎編
【3】英文法のトリセツ とことん攻略編
【4】キクタンTOEIC TEST SCORE 500
【5】英文法のトリセツ 中学レベル完結編
【6】世界一わかりやすいTOEIC L&R 総合模試1[600点突破レベル]
【7】『4』で使った教材をもう一度
【8】『6』で使った教材をもう一度
辞書用としての総合文法書は持っていきましょう。
※辞書用の総合文法書には『FACTBOOK』がおすすめです。
【0】発音記号
全ての基礎ですね。
発音記号を覚えることが出来れば、
TOEIC学習において
・リスニングスキルが伸びる
・その為、集中力が上がる
単語学習において
・CDを使わなくても正しい音が発声出来る
・CDを使わなくても正しい音が想像出来る
英会話において
・知らない単語でも発音出来る
・相手に自分の英語を理解してもらえるようになる
ようになります。
追記(2020/9/9):『発音学習の重要性【英語】』と言う記事を書きました。
※リスニング学習に音源は必要です。
【0】発音勉強法
1.発音記号を覚える
2.使用する教材【1】【4】【7】の単語で発音学習
3.発音が分からない単語を片っ端から辞書を使って発音確認
シンプルですが、この勉強法で僕はいいと思います。
また発音記号以外にも、
- シラブル・アメリカンT
- ブレンディング・リダクション
- 発音記号が割り当てられるルール etc...
を覚えると、今後の学習がラクになりますよ。
発音記号は使用教材【0】の他に、アツ英語の『アツさんのサイト』でも学ぶことが出来ます。
ちなみに留学中に行った僕の発音学習法ですが、
1.発音の全てを学ぶ(発音記号・音節・アメリカンT・etc...)
2.長文の英語全てに発音記号を書いていく(辞書の利用不可)
3.長文全てに発音記号を書いた後、辞書で確認
4.確認後、なぜ間違っているのかをルールを読み把握
5.2~4の過程を、長文10ページほどで繰り返す
です。
この時の英語レベルは1だったので、先生の言ってることが全く理解できず、マジで地獄。
1ページやりきるだけでも、5時間は掛ると言う…。
ですが1ヵ月後には、初めて見た単語の発音も想像出来るようになりました。
【1】&【4】単語勉強法
【1】&【4】で使う単語帳の例文は無視しましょう。頭も使わなくて結構です。
やり方としては、
1.英単語を見て0.1秒で和訳が分かった単語には黒でチェック
2.全部の単語に黒チェックが入るまで何周も回す
3.全ての単語に黒チェックが入ったら次は青チェック
4.青チェックが終わったら、赤色で分からなかった単語のみチェック
5.最後は赤チェックを重点的に復習
※全てレ点チェック(✓)でお願いします
巷の単語勉強法では、
『分からない単語からチェックを入れる』
とよく聞きます。
ですが最初はおすすめしません。
なぜなら自信を失うからです。
ほとんどの単語分からんやん…って
重要なのは少しづつでも、成長を感じることです。
自分に最大限甘くなりましょう。
初めて本気で勉強した単語帳はこの『キクタン【Basic】4000』です。
少なくとも150周はしました。
僕が一番真面目に取り組んだ単語帳です。
※英単語勉強法の詳しい記事は、また別の機会に紹介したいと思います。
【2】【3】&【5】文法勉強法
やり方としては、
1.意味が分からなくてもいいから、サッと1周
2.慌てずにゆっくりともう1周
3.自分自身に内容を説明していきながらもう1周
です。
レベル0の人にとって、英文法と言うのは、マジで意味不明な言語です。
日本語で書かれているはずなのに、日本語使えバカヤロー状態になります。
そんな状態の自分を救ってくれた文法書がこの『英文法のトリセツ シリーズ』です。
本当に分かりやすくて、スラスラ読めますよ。
同じ日本語とは思えません。
【6】&【8】模試勉強法
470点突破に対して600点用の模試を使いますが、これには理由があります。
この模試が素晴らしすぎて、他の初心者用の模試が色あせてしまうからです。
やり方としては、
1.時間制限なしで模試(1)を解く
2.(1)の答え合わせをする
3.(1)の全Partの復習
4.(1)のPart3,4,7の通読&音読
5.時間制限ありで模試(2)を解く
6.時間制限なしで模試(2)を解く
7.(2)の答え合わせをする
8.(2)の全Partの復習
9.(2)のPart3,4,7の通読&音読
10.二週間空ける(キクタンの復習)
11.時間制限ありで模試(1)を解く
12.(1)答え合わせ&復習
13.時間制限ありで模試(2)を解く
14.(2)答え合わせ&復習
です。
1&6.時間制限なしで模試を解く
最初は時間制限ありで、ゴリゴリに解かなくていいと思います。
・リスニングで聞き取れなかった箇所は、何度でも聞き直してOKです。
・疲れたらトイレ休憩もOKです。
TOEICに慣れて欲しいのが、最初の目標だと思っていますので。
3&8.全パートの復習
答え合わせが終わった後は、疑問に思った問題&間違えた問題の総復習をしましょう。
なぜ間違えたのかを、しっかり理解することが重要です。
4&9.Part3,4,7の通読&音読
まずは1周精読します。
分からない文法 or 構文などがありましたら、総合文法書『FACTBOOK』 or 『Google』で調べましょう。
その後2周~10周は、文頭から理解できる速度で通読して下さい。
返り読みをしない速度で読み、絶対に速読はしないでください。
その後11週~25週は、文頭から理解できる速度で音読して下さい。
日本語にガンガン訳してもらって大丈夫です。
理想はスラッシュリーディング訳のような感じですね。
「英語で理解しよう」と巷では言われますが、それは750点からで大丈夫ですよ。
5,11&13.時間制限ありで模試を解く
試験と同じ環境で解きましょう。
リスニングパートはイヤホンを使わず、スピーカーを使って下さい。
【7】単語勉強法
『【6】模試勉強法 』二週間の空きで再復習しましょう。
【1】&【4】の時は、例文を無視しましたが、
1.0.1秒で分かる単語に横線でチェック
2.『1』をしながら例文の音読
3.全ての単語にチェックが入るまで何周も読み込む
1日1周、単語と例文の音読をお願いします。
※1日に何周もする予定でしたら、チェックするのは1日1周だけにして下さい。
さいごに
レベル1の方にとって470点は相当キツイと僕は思います。
ですが、落ち着いて自分が解ける範囲を見極めることが出来れば、初心者でも到達可能なスコアです。
なのでしっかりと土台を作っていきましょう。
そして、
分からない問題が出た場合は、すぐに捨てましょう。
リスニングパートで聞き取れかった箇所は、すぐに諦めましょう。
なぜかと言いますと、最初はテンパるからです。
ですが、安心してください。
ここまでの勉強を終え、落ち着いて試験に挑めば、軽く470点は超えると思います!
閲覧ありがとうございました。