はじめに
「Pentaxの情報が気になるけど、忙しくて公式動画見れん。それに長いし…。」
と思った方のために、独断と偏見で必要なところと興味を持ったところをまとめました。
また読みやすいように気になる点(司会の話の中で)を、太字で装飾しています。
ちなみに海外へ向けて配信しているからか、資料映像は全て英語でした。
※とても長いので4つに分けて紹介予定
追記:3つで終わりにします
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【文字起こしプラスα】Pentax K-3 iiiの仕様やスペックなど【2】
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【文字起こしプラスα】Pentax K-3 iiiの仕様やスペックなど【3】
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※目次の『ファインダー倍率大幅UP』からが有益な情報だと思います。
Pentaxが掲げた5つの信念
岡城さん「私達が私達であるための5つの決意として、pentaxステイトメントと言うのを掲げました。
ペンタックス k-3 iiiはこちらのブランドビジョンを体現した第一弾の製品です。」
今後もペンタックスは進化する
岡城さん「製品名はK-3 iiiと言います。
フルサイズ一眼レフでは、K-1と言う名前を大切にしてK-1で一旦区切ってMark2としていますが、これと同様にペンタックスのAPS-Cフラッグシップの代名詞ともなっているK-3の名前を大切にし、Mark3として3のロゴをK-3に対して小さくしております。
K-3やK-3iiと全くクラスが異なるものの、コンセプトは継承しております。今後Mark4、Mark5と進化させていこうと言うもので、このような名称にしました。」
補足&感想
ペンタックス好きにとって、Mark4とMark5と進化させていくと言う声明には、嬉しさを感じますね。
撮影プロセスを楽しむペンタックス
岡城さん「ペンタックスは撮影プロセス自体を楽しめるカメラを提供することに拘り続けます。
K-3 iii3のコンセプトは撮影するのが気持ちよく撮った写真に感動するAPS-C最強一眼レフカメラです。
ペンタックスAPS-C一眼レフシステムならではのレンズを含めた小型犬浪システム、フルサイズに匹敵する視野角の優れた光学ファインダー、撮影意図が伝えやすく、シャッターフィリングも気持ち良い操作性で、撮影者自身の目と手と延長のように扱って頂きたいと思います
そして APS-Cならではの望遠レンズによる動体も気持ちよく撮影出来、撮影した画質も素晴らしくその画質に対する期待感からドンドン撮影したくなるそんなカメラを目指して開発しました。」
補足&感想
「フルサイズに匹敵する視野角〜」云々の件については次で話しています。
ファインダー倍率大幅アップ
岡城さん「まず最初に光学ファインダーからですが、ボディーレンズが小型堅牢化出来るAPS-C一眼レフカメラでありながら、フルサイズ一眼レフに匹敵する視野角の光学ファインダーを実現すると言うのを目標しにしました。
その結果、ファインダー倍率率は大幅にアップし、 APS-Cでは最大となる約1.05倍を実現しています。」
補足&感想
Pentax K-3iiとKPのファインダー倍率は0.95倍でした。
一気に進化しましたね。
それに大型ファインダーによって、MFを使う時にとても助かります。
ペンタプリズムに〇〇採用
岡城さん「ファインダー倍率はアイレリーフを犠牲にすれば大きくすることは可能です。
しかしそれでは写真を撮る上で気持ち良い光学ファインダーとはなりません。
アイレリーフをしっかりと確保しながらファインダー倍率を高めることが重要であり、それにはペンタプリズムに高屈折率を採用することが必須であると言う結論に至りました。」
補足&感想
アイレリーフの意味は、目からファインダーまでの距離です。
大分端折りましたが、そんな認識でOKかと。
と言うのも本家の説明ですが、
接眼レンズ最終面から「ひとみ」ができる位置(アイポイント)まで測った長さをアイレリーフといいます。
引用元:Nikon
こんな感じです。
この説明で分かります? 教える気が無いような専門用語ばっかでイラってしません?
新たに開発したファインダー機構
岡白さん「ファインダーの進化は倍率だけではありません。
新たに開発したファインダー機構ではファインダー内表示の後方から見直しプリズムなどのファインダー光学系のコーティングを最適化し色付きや反射を抑制しています。」
補足&感想
Pentax K-3iiiに搭載される新たなファインダーは、高倍率でありながら歪みの非常に少ないファインダーのようです。
リーフスイッチ採用
岡城さん「撮影プロセスを楽しむ上でシャッタフィーリングは非常に重要であり、シャッターボタンには645zやk1シリーズ同様のリーフスイッチを採用しています。
小型機で一般に用いられるドクタルスイッチと比べ押し心地が滑らかでシャッタボタン操作時のブレを抑制する他、連続撮影中も無理なくボタンを押し続けることが出来ます。」
補足&感想
リーフスイッチとは、クリック感のないシャッターボタンのことで、Fujifilmではフェザータッチシャッターと呼ばれています。
初めて使う方にとって慣れるまでが大変。
ですがシャッター時の微ブレを激減出来る他、軽快にシャッターが切れるので最高です。
撮影に集中出来るデザイン
岡城さん「被写体と対話するように撮れるカメラであるように撮影に集中できるデザインに拘っています。
撮影時や持ち歩きに配慮し様々な手の大きさ指の長さにフィットするグリップ形状や操作性のレイアウトを追求しています。
撮影に集中出来るよう、握っている手や操作する指に痛みが感じない、操作する上で違和感がないといった基準で評価し、試作と検証を何度も繰り返しミクロン単位で微修正を行いながら、最適解を突き詰めました。」
補足&感想
実機を触っていないので何とも言えません。
ですが、ペンタックスは手袋を着けていても操作しやすいデザインを元々追求していたので、とても期待出来ると思います。
アドバンスモード?
他で調べて、最後の記事で説明したいと思います。
追記:アドバンスモードの意味が分かりました。
補足&感想
今までのPentax一眼レフカメラのPモードですが、
- 前ダイヤルを操作するとTvモード
- 後ダイヤルを操作するとAvモード
へ直感的な操作が可能でしたが、Avモードを使っている時に前ダイヤルを操作すると強制的にTvモードになると言ったデメリットが…。その逆も然り。
ですが新たなアドバンスモードでは、
- 前ダイヤルを操作するとTvモード
- 後ダイヤルを操作するとAvモード
- ダイヤルを前後とも操作するとTAvモード
とPモードの使い勝手が大幅に進化したと言うことです。
これは良いですね。
と言うのも以前の僕は、朝のスナップではAvモード、夜のスナップはTAv、スポーツ撮影はTvかTAv…と言った感じでしきりに露出モードを変えていました。
なのでPモードは一切使っていなかったんですが、アドバンスモードなら常にPモードが使えると。
最高ですね。
まとめ
個人的に気になった点や良い点を紹介していきます。
- 今後K-3Mark4、Mark5と進化させていきたい
- フルサイズに匹敵する光学ファインダー(K-3 ii 約0.95倍→K-3 iii 約1.05倍)
- 高屈折率ペンタプリズムを採用することにより完成した歪みの非常に少なく色付きや反射を抑制したファインダー搭載
- シャッターボタンには645ZやK-1シリーズと同様の押し心地が滑らかなリーフスイッチを採用
- 撮影時や持ち歩きを配慮し、様々な手の大きさにフィットするグリップ形状や操作性で、撮影に集中出来るデザイン
- PモードでAv、Tv、TAvモードと全てが使えるアドバンスモード採用
『まとめ』にいきなり飛んだ人へ
この記事では上の内容を細かく紹介しました。
気になる所がありましたら、目次に飛んでもう一度確認して下さい。
さいごに
APS-C機最強一眼レフを自負しているのがこのカメラ、Pentax K-3 iiiです。
最初は誇張しすぎなんじゃ?と思っていたんですけど、あながち間違いではないような気がしました。
それと25万円以上と高いですが、機能を考えると安くも感じる値段設定。
本当に気になるカメラです。
…欲しい。
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【文字起こしプラスα】Pentax K-3 iiiの仕様やスペックなど【2】
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