『TOEICの前必須ポイントを30分に凝縮!』
と言うキャッチコピーに興味が湧き、衝動買いしてしまった音速チャージ。
結論としては、TOEICの単語帳では一番効率良く感じた良書だと言うこと。
本日は、ALL IN ONE TOEICテスト音速チャージについて軽くレビューしていきたいと思います。
はじめに
本書の目標スコアは730点〜860点レベルと記載されていました。
ですが結構難しかったので、700点を越えた辺りから使うのが良さそうです。
ちなみに僕は、電子書籍で音速チャージを購入しました。
ですが使いやすさで言うと、物理書籍の方が断然上だと思います。
音速チャージとは
著者は『ALL IN ONE』で有名な高山英士さん。
通訳者で翻訳家、他にも英和辞典の執筆や講師なども務める超有名な方ですね。
本書の特徴ですが、わずか30分の音声でTOEIC試験で重要になる頻出英単語と熟語1876単語を学習出来る効率の良さ、がよく挙げられます。
他にも様々なメリットがあり、巷ではTOEIC界最強の単語帳と言われたり言われなかったり。
本書のメリット
・例文で覚えることが出来る
・読み下し文(スラッシュ訳)
・難しい例文には解説あり
・30分で一周出来る音声ファイル
・見開き1ページで完結
例文で覚えることが出来る
音速チャージは、例文の中で知らない単語を覚えていくスタイルです。
このスタイルを確立したのは、皆も知ってるDuo3.0。
音速チャージはTOEICの単語帳を集めたTOEIC版Duo3.0とも言えます。
TOEIC版と言いつつも、総合的な英語力を伸ばすのことも出来る音速チャージ。
そう思えるほど例文が自然でした。
読み下し文(スラッシュ訳)
読み下し文とは英語と同じ語順のまま訳している日本語文のこと。
このスラッシュ訳に慣れると、頭から読む癖をつけることが出来ます。
最終的には英語は英語で理解するのがベスト…と言われてますが、最初は日本語で訳すべきかなと。
ちなみにスラッシュ訳が入ってる有名な教材は以下の通り。
- ALL IN ONE
- 毎日の英速読
- Core1900 Ver4
難しい例文には解説あり
全ての例文に解説があることを知った時は本当に驚きました。
なんて良心的な良書なんだと。
巻末の方に詳しい文法解説が載っているのと同時にYoutubeでの動画解説も行っています。
Duoの時は理解出来ない英文も多々あり、その度にググって確認したり、人に聞いたりしてました。
ですが上述した通り、音速チャージの場合は読み下し文に加え、詳しい例文解説も載っていて、YouTubeでの解説動画があります。
過去一凄い教材なのではないでしょうか?
例文読み上げ音声
もう一つの素晴らしい所、30分で1周を終えることが出来る効率の良さ。
職場への通勤時間、学校の帰り道、こう言った合間時間で一日2周は聞き込めると思います。
毎日聞き込みましょう。
見開き1ページ完結
Duo3.0と同じ見開き1ページ仕様です。
ページを行ったり来たりせずに学習出来るので無駄がありません。
本書のデメリット
情報がてんこ盛り
デメリットが見つからないので、無理矢理出しました。
一冊終えるのに情報量がとても多いので挫折するかもしれません(人によっては)。
Duo 3.0と比べてみて
単語量はDuo3.0の方が圧倒的に多いですね。
ですが使いやすさや手軽さ、その他諸々を考慮すると、音速チャージが勝ってるように感じました。
TOEIC学習用の単語帳を探してる人には、音速チャージをオススメしたいですね。
ですが例文を勉強してるだけだと、Part7があまり伸びません。
気を付けましょう。
さいごに
TOEIC用の単語帳では新参に値する音速チャージ。
ですが、高山英士さんが執筆しただけあって完成度はとても高く感じました。
僕がTOEIC600点台の時に、この単語帳に出会いたかったですね。
閲覧ありがとうございました。
※勉強法などは機会があれば紹介します。