前回の記事でOLYMPUS STYLUS 1(以下:Stylus1)を買い戻した理由をざっくりと話しました。
手ぶら感覚でぶらぶらしながら望遠域の写真を楽しみたい… みたいな理由です。(一眼は重い)
今回は細かく話しますが、需要は…ありません。10年以上前の機種ですしね。
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OLYMPUS STYLUS 1を今さら買い戻した理由【ざっくり話す】
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Stylus1の購入理由
写真販売用として
※ストックフォト で売れている写真を確認すると、XF16-80mm F4で撮影した全体がキッチリと写っているパンフォーカス気味の写真と望遠端(換算120mm付近)の写真ばかりでした。
※PIXTAやAdobe Stockなどの写真販売サイト
まさかの単焦点レンズを使用した被写体の浮き出る写真ではありません。
これには驚きましたが、お陰で『スマホで撮影した写真でも売れる』と言われる理由が何となく分かりました。
売れた写真の例ですが、Stylus1でも撮影出来ます。
ちなみに1,2枚目はスマホで撮影可能ですが、3,4枚目は多分無理。
ハイエンドスマホであればいけるかもしれません。
Stylus1を使いこなしたい
Stylus1を購入した当初は、カメラの知識が完全に0でした。
「とりあえずオートで撮るのはダサいからPモードってやつで撮るか!なんかプロっぽいし!」みたいなレベルです。
そんなレベルだったので、思ったように撮れない時は全てカメラのせいにしていました。
「なんか豆粒センサーって言われてるし、綺麗に撮れないのは俺のせいじゃねーな。」みたいな。
本当に情けない話ですが、最終的にはカメラのせいにして売却しました。
ごめんよ。Stylus1s。(当時購入したのは1ではなく1s)
ですが今の僕なら、性能を引き出せます。いや引き出します。
そう言った理由で購入を決意しました。
テレ端の解像度の高さ
Stylus1はワイ端からテレ端まで絞らなくてもキッチリと解像してくれます。
1/1.7インチセンサーと言う被写界深度の深さのお陰か、レンズのクオリティが高いからか。とにかく解像してくれます。
ですがまぁ、ワイ端はセンサーサイズが大型化した今のスマホの方が綺麗ですね。
それでも換算50mm付近から300mmまでの画質はStylus1の方が圧倒的に上。(ハイエンドスマホと比べても)
スマホが進化して50mm~120mm付近でStylus1が敵わなくなったとしても、200~300mm付近で負けることは一生無いでしょう。(需要がないから)
仮に望遠を超強化したスマホが出たとしても安くて15万超えです。場合によっては20万を超えるかもしれません。
僕の購入したStylus1は中古で3.5万。どう考えてもStylus1を購入した方がお得です。
Stylus1の後継機を出してほしい
購入理由?と思われそうですが聞いて下さい。
スマホの影響でコンデジ市場は壊滅状態。
そのせいでStylus1の後継機が出る可能性は消えました。
ですがそんな悪の化身…スマホでも、光学ズームで換算28-300mm・f値2.8通しレンズ・1/1.7インチセンサーを実現することは不可能。
そのため同じようなスペックの発売を待ってる迷える子羊達で溢れかえっています。
そしてそんな迷える子羊達の正体は中年です。ネットのことなんて何も知らない中年です。40,50代の中年達です。
僕がオッサン代表としてStylus1で撮影した写真を販売して、売れた収益で南米横断と東南アジア横断をして、その際にStylus1で撮影した写真を販売して…。
話してる途中から私利私欲に満ち溢れた内容に代わりました。
話を戻しますが、僕がオッサン代表としてネットで宣伝しまくるので、Stylus1が壊れた時の後継機を出してほしいってことです。
僕以外にも待っている人は意外と多いと思うので。
さいごに
Stylus1はm4/3やAPS-C、フルサイズセンサーなどのカメラ達がしのぎを削り合っている中で登場しました。
それでもコンデジと比べたら大きいセンサー…と言われる筈が、既にコンパクト&1インチセンサーのSony RX100が猛威を振るっている状態。
そのせいで多くの人達がSony RX100へ流れていきました。
ですが今、評価されるのは初代RX100ではなくて絶対にStylus1です。
と言うのも確かに1インチセンサーは強力ですが、焦点距離28-100mmでF1.8-4.9は、将来的にAIとレンズの強化されたスマホに勝てなくなると思うからです。(多分)
逆にこの機種は300mmまで光学ズーム可能でF2.8通しの1/1.7インチセンサー。
これから価格もさらに高騰するはずです。(アマゾンだと既に4万円台)
…もう一台買っておこうかな。