はじめに
カメラの楽しさに気付く前に売却してしまったOlympus Stylus 1(以下:Stylus1)。
色々あってStylus1を買い戻してマニラ旅行に持って行きました。
と言うことで今日は、マニラ旅行中にStylus1を使って改めて感じた点を話します。
ちなみにストックフォト用に購入したStylus1ですが、写真販売には向いていませんでした。
ですがインスタ用やブログ用としては未だ現役です。
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改めて感じたこと
使えるISO感度は100のみ
Stylus1の発売時期に投稿されたレビュー記事を読んでみると「ISO1600でも使える」と書かれています。
確かにブログ用やインスタ用ならギリギリ使えそうですが、写真販売と言う点で見た時にISO100以外は使えませんでした。
ISO400での撮影ですら、倍等で見た時にシャドー部のノイズがよく見えます。
と言っても、強力な手ぶれ補正とF2.8の明るいレンズのお陰で、様々なシーンでISO100で撮影が出来ました。
ダイナミックレンジの狭さ
Stylus1Sを購入した当時は気付きませんでした。
なぜ今さら気付いたのか。それはAPS-Cカメラを使ってRAW現像をずっとしてきたからだと思います。
知らず知らずの内にAPS-Cセンサーのダイナミックレンジに慣れていました。
僕みたいなカメラ素人はそんなことには気付かずにレタッチを楽めると思っていたんですけどね。
少しは成長しているんでしょう。
黒つぶれは諦めよう
あくまでも個人の意見ですが、シャドー部を持ち上げるとノイズがよく目立ってしまうので、上げるのは諦めました。
「RAW現像を前提に撮影するならアンダー目で撮影しよう。」と言われていますが(今となっては迷信?)、アンダーで撮影するのは止めた方が良さそうですね。
白飛びも…諦めよう
すごい勢いで白飛びしますが、Lightroomでハイライト部をガッツリ下げるとちょっとだけ復活します。
ちょっとだけですが、黒つぶれよりは断然いい感じ。
と言うことは、適正露出でシャドー部があまり潰れないように撮影すれば、そこまで悪くない…かもしれません。
さいごに
Stylus1は趣味カメラとして最高ですが、写真販売用として見ると今ひとつでした。(2024年の今は…と言う話)
ですがこのコンパクトさで換算300mm f2.8で撮影出来るのは楽しいですね。
豆粒センサーですが意外と立体感もあります。
…今回は色々とネガティブなことを言いましたが、本当に良いカメラです。
それと下の記事で軽く話しましたが、同ブランドのE-M1 MarkIIIの購入を考えています。(今はOM-SYSTEMですね)
理由はマウント変更による軽量化とライブND、強力な手振れ補正、手持ちハイレゾ等…です。他にも星空AFやジョイスティックや気になる機能が満載。
お金に余裕があれば、ハーフNDや8.5段手振れ補正内蔵のOM-1 Mark IIを…。
と思ってしまいますが、僕にはE-M1 Mark IIIで十分です。と言うかオーバースペック。
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