はじめに
本日はTOEICで470点を突破出来る勉強法を紹介していきたいと思います。
レベル1からの勉強法なので、ボリュームは結構あるかと…汗
量がある分、大変ですが基礎的な勉強をして取得した470点は、適当に勉強して取得した点とは違います。
基礎は言うまでもなく重要。
600点、そして730点と、将来的にすんなりと点数を上げてくれる土台になるからです。
使用する教材とその順番
この教材を見て、「え、簡単だよ」と思った人は、本当のレベル1ではありません。
そんな人は600点を目指しましょう。
※今後600点突破法も書いていきたいと思います。
使用する教材
- DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本
- キクタン【Entry】2000
- 英文法のトリセツ じっくり基礎編
- 英文法のトリセツ とことん攻略編
- キクタンTOEIC TEST SCORE 500
- 英文法のトリセツ 中学レベル完結編
- 世界一わかりやすいTOEIC L&R 総合模試1[600点突破レベル]
- 総合英語 FACTBOOK これからの英文法
辞書として総合文法書(FACTBOOK)は持っておきましょう。
学習の順番
- 発音記号を覚える
- 基礎の単語を学ぶ(0~2000語レベル)
- 基礎の英文法を学ぶ(中学1年生レベル)
- TOEICの基礎単語を学ぶ(TOEIC500レベル)
- 基礎の英文法を学ぶ(中学校卒業レベル)
- TOEICの模試を解く(600点突破レベル)
発音記号を覚える
全ての基礎ですね。
発音記号を覚えることが出来れば、以下のようになります。
TOEIC学習において
・リスニングスキルが伸びる
・その為、集中力が上がる
単語学習において
・CDを使わなくても正しい音が発声出来る
・CDを使わなくても正しい音が想像出来る
英会話において
・知らない単語でも発音出来る
・相手に自分の英語を理解してもらえるようになる
追記(2020/9/9):発音学習の重要性を別で書きました。
-
発音学習の重要性【英語】
続きを見る
発音の勉強法
- 発音記号&発音ルールを覚える
- 使用する単語帳の発音記号を参考にして練習
- 発音が分からない単語は片っ端から辞書で確認&発声
シンプルですが、この勉強法で僕はいいと思います。
発音記号以外にも以下のような内容も覚えましょう。
- シラブル・アメリカンT
- ブレンディング・リダクション
- 発音記号が割り当てられるルール
発音記号は紹介した教材の他に、アツ英語さんのサイトでも学ぶことが出来ます。
ちなみに僕が留学中に行っていた発音学習法は以下のような感じです。
- 発音の全てを学ぶ(発音記号・音節・アメリカンT・etc...)
- 長文の英語全てに発音記号を書いていく(辞書の利用不可)
- 長文全てに発音記号を書いた後、辞書で確認
- 確認後、なぜ間違っているのかをルールを読み把握
- 2~4番の過程を、単語数400~500ほどの長文で繰り返す
その当時は英語レベルが1だったので、先生の言ってることが全く理解できず、マジで地獄。
そんな中で先生から教わった発音記号&ルールを長文の上に発音記号を夜な夜な書いていました。
1ページやりきるだけでも、5時間は掛かってましたね…。(一ヶ月で14ページ分やり切る)
ですが1ヵ月後には、初めて見た単語の発音も想像出来るようになりました。
単語を学習(勉強法)
単語帳の例文は無視してOK。頭も使わなくて結構です。
やり方はこんな感じ。
- 0.1秒で訳が分かる英単語に黒で✓
- 全部の単語に黒✓が入るまで何周も回す
- 全ての単語に黒✓が入ったら次は青✓
- 青✓が終わったら、赤色で分からなかった単語に✓
- 最後は赤✓のみを重点的に復習
巷の単語勉強法では『分からない単語からチェックを入れる』とよく聞きますが、最初はおすすめしません。
なぜなら自信を失うからです。
ほとんどの単語分からんやん…って
重要なのは少しづつでも、成長を感じること。
自分に最大限甘くなりましょう。
初めて本気で勉強した単語帳はこの『キクタン【Basic】4000』です。
少なくとも150周はしました。
僕が一番真面目に取り組んだ単語帳です。
※英単語勉強法の詳しい記事は、また別の機会に紹介したいと思います。
英文法の学習(勉強法)
やり方としては、以下の通り。
- 先ずはサッと1周(意味が分からなくてもOK)
- 慌てずにもう1周(理解出来るよう丁寧に読む)
- 全ての内容を説明出来るようになるまで読み込む
レベル0の人にとって、総合英語の文法書はマジで意味不明。
日本語で書かれているはずなのに、日本語使えバカヤローって気持ちにしかなりません。
そんな状態の自分を救ってくれた文法書がこの『英文法のトリセツ シリーズ』です。
本当に分かりやすくて、スラスラ読めました。
同じ日本語とは思えません。
模試の学習(勉強法)
470点突破に対して600点用の模試を使いますが、これには理由があります。
この模試が素晴らしすぎて、他の初心者用の模試が色あせてしまうからです。
やり方は、以下の通り。
- 時間制限なしで模試(1)を解く
- (1)の答え合わせをする
- (1)の全Partの復習
- (1)のPart3,4,7の通読&音読
- 時間制限ありで模試(2)を解く
- 時間制限なしで模試(2)を解く
- (2)の答え合わせをする
- (2)の全Partの復習
- (2)のPart3,4,7の通読&音読
- 二週間空ける(キクタンの復習)
- 時間制限ありで模試(1)を解く
- (1)答え合わせ&復習
- 時間制限ありで模試(2)を解く
- (2)答え合わせ&復習
時間制限なしで模試を解く
最初は時間制限ありにして、ゴリゴリに解く必要はありません。
- 疲れたらトイレ休憩OK
- 聞き取れなかった箇所は、何度でも聞き直してOK
TOEICに慣れるのが最初の目標です。
全パートの復習
答え合わせが終わった後は、疑問に思った問題&間違えた問題の総復習をしましょう。
なぜ間違えたのかを、しっかり理解することが重要です。
Part3,4,7の通読&音読
まずは1周精読します。
分からない文法 or 構文などがありましたら、総合文法書『FACTBOOK』 か 『Google』で調べましょう。
その後2周~10周は、文頭から理解できるスピードで通読して下さい。
返り読みをしない速度で読み、絶対に速読はしないでください。
その後11週~25週は、文頭から理解できる速度で音読して下さい。
日本語にガンガン訳しても大丈夫です。
理想はスラッシュリーディング訳のような感じですね。
「英語で理解しよう」と巷では言われますが、それは730点からで大丈夫。
時間制限ありで模試を解く
試験と同じ環境で問題を解きましょう。
リスニングパートはイヤホンを使わず、スピーカーを使って下さい。
単語の学習(二週間の空きで)
キクタン500を二週間の空きで再復習しましょう。
この二週間では例文を音読して下さい。
- 0.1秒で分かる単語の上に横線を引く
- 単語の確認をしながら例文を音読する
- 全ての単語に横線が引かれるまで何周も読み込む
1日1周、単語と例文の音読をしましょう。
※1日に何周もする予定でしたら、チェックするのは1日1周だけにして下さい。
さいごに
レベル1の方にとって470点突破は相当キツイと思います。
ですが落ち着いて自分が解ける範囲を見極めることが出来れば、初心者でも到達可能なスコアです。
なのでしっかりと土台を作っていきましょう。
そして、リスニングパートで聞き取れなかった箇所や分からない問題が出た場合はすぐに諦めましょう。
なぜかと言いますと、最初はテンパるから。
ですが、安心してください。
ここまでの勉強を終え、落ち着いて試験に挑めば、軽く470点は超えると思います!
閲覧ありがとうございました。