いくつかの記事を読んでみると「東南アジアではひったくりが日常茶飯事で挨拶のようなもの」 と言われていました。
うーん… 正直に言うと、フィリピンでひったくりや盗難に遭ったことのない僕にとってはイマイチピンと来ない言葉です。
危機管理能力カンストなんで。
ですが周りの人達はフィリピンでMacbookを盗まれたり、iPhoneを盗まれたり、財布を盗まれたりしていました。
この違いは簡単で『盗難に遭う状況やそれを防ぐ対策を知ってるか、知らないか』です。
そして僕はベトナム・カンボジア・タイでの盗難に遭う状況やそれを防ぐ対策を知りません。
そんな僕は盗人にとって格好の餌食。
このままでは危険なので、東南アジア横断で気をつけるべきことを調べることにしました。
盗難(例:スリ)
東南アジア横断中はひったく・スリ・置き引きに気を付けましょう。
基本的には以下の点に気を付ければ大丈夫です。
- 人通りの少ない道は避ける(裏路地は通らない)
- 路上でスマホを触らない(後ろからいきなり盗まれる)
- リュックや荷物から目を離さない(肩紐などは腕や足に通す)
- 南京錠は有効活用する(椅子や手すり等にリュックは括り付ける)
- ブランド物の衣類等は着ない(泥棒がカモだと思って付いてきます)
気さくな現地人
初めて海外へ来た人にとっては”人当たりの良い笑顔で近づいてくる現地人”に親しみやすいを感じるかもしれません。
ですがハッキリ言いましょう。90%詐欺です。もしくはひったくりやボッタクリ。
例えば「カッコいいカメラだね。俺にも撮らせてくれない?」とか「日本のお札を見てみたいな」とか言われて、渡したり見せたりした瞬間… 持って行かれる場合もあります。
誰も信じてはいけません。
逆に考えてみましょう。
あなたは日本に来たばかりの観光客に対して「カッコいいカメラだね。触らしてよ」や「海外のお札見せてよ」と聞きますか?
絶対に聞きませんよね。
つまりそう言うことです。
タクシーでのボッタクリ
目的地に到着後、法外な料金を請求されて支払うまで車内から出してくれない… なんて事件もあるみたいです。
対策としては配車アプリ(Grab)を利用するのが手っ取り早いですが、タクシーが中々捕まらない時もあります。
そう言った時は、乗車する前にしっかりと値段交渉をしましょう。
目の前でタクシーのナンバーを撮影するのもアリです。(相手にとっては不快でしょうが)
靴洗いオジサン
聞いた時は信じられなかったのですが、食事中や休憩中… 椅子に座っている時に靴を勝手に取って洗うオジサンがいるみたいです。
そして洗剤を洗い流した後にお金を請求してくると。
相場は200円くらいでとても綺麗になるみたいです。
そう聞くと「え?いいじゃん。」と思うかもしれません。
ですがもう一度読み直してください。
”洗剤を洗い流した後に”です。
オジサンはビチャビチャになった靴をそのまま返して来ます。
履けるかボケ。
さいごに
調べてよかったです。
もし調べていなかったら、靴洗いオジサンが僕の一番の脅威になっていました。
いきなりに弱い僕にとって、急に靴を取られて洗われて金をせびられたら、きっと払ってしまったから。
ですが知っていれば怖くはありません。強めに拒否することが出来ます。
他の点に関しては、フィリピンに住んでいた時と同じ気持ちでいれば大丈夫そうですね。
最後に当たり前のことですが、深夜に出歩かない、興味本位で裏路地やスラムへ行かない、財布やスマホをテーブルに置かない、誰も信じない、そして常に最悪を想定した旅をすれば大丈夫です。きっと。
と言うことで僕も気を付けます。