バギオについてプラスなことしか言ってなかったので、今日はバギオに来て上手く行かなかった友人について話します。
愚痴のように聞こえたらすみません。
その友人のことは尊敬していて兄貴のように思っているので愚痴とかではありません。
懺悔のような日記です。
以前書いた『初めて行ったフィリピンの話【渡航前編】』で最初に出てきたハワイ帰りの先輩がこの話に出てくる友人です。
※日記なのでいつも通りタメ口です。苦手な人はブラウザバッグを。
友人とバナウェに行った話【準備編】
朝から焦っていた。
友人のSさんがバギオで鬱のような何かを再発してしまったからだ。
「軽々しく”鬱”と言う言葉を使うな」と言われるかもしれないが、Sさんは病院に行って診断されたレベルだから許して欲しい。
・・・
Sさんはフィリピンのバギオで心をリフレッシュしつつ、英語の勉強をする予定だった。
だけどそれが中々上手くいかない。
と言うのも暖かい地で太陽を浴びる予定がずっと雨。それも台風並みの雨。
そのせいでジメジメした部屋から出られずにYou Tubeを見ていたら「お前たちがWi-Fiルーターを挿した途端、他の部屋でWi-Fiが使えなくなるからWi-Fi使うな」とババァに言われ。
夜はアラブの奴らと俺がどんちゃん騒ぎ。そのせいでSさんは寝不足。
せめてどこかへ行きたいからおすすめの場所教えてくれない?そう俺に言ってきたが、分からん。
当時の俺は涼しくて物価が安いから… そしてボーっとしつつ快適に勉強が出来るから。そんな理由でバギオが好きだった雑魚だ。
今とは違って、行きつけのバーやおすすめのレストランなんて勿論知らない。
おすすめの場所も分からず、毎日土砂降り、家はWi-Fiも4Gも届かない、夜はアラブ人がどんちゃん騒ぎ、バギオは湿度が高いから部屋がカビ臭い、そして責任感の強いSさんは自分の不甲斐なさに絶望。
その結果。
Sさんは壊れた。
部屋から出なくなり。
Sさんの家庭教師として雇った友人のフィリピン人は、いつの間にか俺の家庭教師になっていた。
・・・
話を戻すが、どうすれば「バギオに来て良かった。」そう思ってもらえるかを考え焦っていた。
今の俺は行きつけのバーやカフェ、レストラン、観光地、全てを紹介出来る。
だけどその当時の俺は、勉強をして部屋でラノベを読んで、たまに先生とカフェに行ったり、アラブの奴らとシーシャを吸って文化の違いを話す以外の楽しみが無かった。
そんな俺がハワイに2年住んで、アフリカに数ヶ月住んで、セブを満喫してきた友人の楽しませ方なんて知るわけがない。
知るわけがないが、それでもこれ以上バギオに来たことを後悔しないで欲しい。
そんな思いで色々と調べている時にふと、友人とのビガン旅行を思い出した。
そこからはトントン拍子で気になる観光地をまとめることが出来た。
バギオ内の観光地に拘らなくてもいいと気付いたからだ。
バギオ以外の観光地でもバギオ経由で行けば、バギオに来て良かったと思ってもらえるんじゃない?って。
と言うことでバナウェ行きの準備が始まった。
上手く行くとは限らないのに。
さいごに
次の記事でバナウェで起きた嫌な出来事と楽しかった出来事をまとめて話します。
オチのない盛り上がらない話でしたが、忘れない内に書き留めておきたいなと思い記事にしました。
閲覧ありがとうございます。