はじめに
Dsitinction 2000のレビュー記事を読み漁っていたら、到達スコアについての疑問を投げかけている記事をいくつか発見。
僕みたいにレビュー記事や動画を読んでいる人達は不安になりますよね。
と言うことで今回は、その疑問について僕の考えを話します。
僕の英語レベル
まず初めに僕の英語レベルですが、TOEIC815点でフィリピンに2年半、オーストラリアに2ヶ月住んでいたレベルの英語力です。
そうです。残念ながらDistinction 2000が謳っている到達レベル、TOEIC920点には達していません。なので「そんな考えもあるのか」くらいの気持ちで読んで下さい。
ちなみに単語学習は好きなのでパス単1級レベル(5訂版)までは学習しました。
到達出来るのか?
見出し語だけじゃ難しい
英検準一級レベルの語彙力は到達出来ると思います。ですがそれ以外のTOEIC・TOEFL・IELTSは無理でしょうね。
ただこれは『見出し語で考えた場合は無理』と言う意味です。
多分ですがDistinction2000の著者であるAtsuさんは、この単語帳に載っている全ての単語を完璧にしたら到達出来るレベル…と言った意味で考えているように感じました。
一冊を完璧にしたら到達可能なはず
そんなんズルいわ。って思いますよね。
だって単語暗記の記事や動画を見ると「高速で回転させるのが重要。だから見出し語だけを覚えよう」みたいなことを見たり聞いたりしますし。
それに著者は見出し語だけで到達レベルを決めるって思いませんか?Duo3.0とかそうですし。
Distinctionの著者は違う
単語学習をする上で彼は「この単語帳(パス単1級)に書いてあることは全て、100%、どんなちっちゃい所から問題を出されても分かるよ…って言うような状態にしておきます」と動画上で発言しています。
他の動画ではボロボロの単語帳を見せながら、大体150周くらいはしました…とか。
著者にとっての単語学習とは、1冊の単語帳がボロボロすぎて読めなくなるまで読み込んで、派生語・類義語・対義語…そして見出し語と関係ない全ての単語を覚えることが前提になっています。きっと。
それが出来た上での到達スコアって意味でしょう。
まとめ
一冊を文字通り完璧にする… そう言った考えなら、到達レベルがTOEIC920・IELTS7.0・TOEFL IBT 100になるのも納得出来ませんか?
そして僕はこの3週間、Distinction2000に載っている全ての単語に目を通しましたが、見出し語として紹介されていない英検1級レベル&それ以上の単語と結構出会いました。
それら全ての単語を覚えることが出来たら、記載されている語彙レベルには到達すると思います。
逆に言うと、見出し語だけでは到達出来ません。
だってTOEIC815点の僕ですら見出し語は難しくないレベルですよ?この言葉に答えが詰まっていますね。
さいごに
今回はDistinction2000の到達スコアについて話しました。
もう少し読み込んだ後にレビュー記事を書きたいと思います。
先に軽く伝えておきますと、この単語帳が絶賛される理由がよく分かりました。
否定的な意見の中には、どっちつかず…とか、中途半端…みたいなレビューもありましたが、アカデミックな例文と日常会話で使える例文が大量に収録されてる分、極めたら大分カバー出来ると思うんですけどね。どうなんでしょう。
情報量が多くて一周するのが大変…とかなら分かりますが。
Distinction 2000、凄く良い単語帳ですよ。
ではまた。