フィリピン内で一番安全。そう言っても過言ではない県、バギオ。
そんな安全な県だからこそ、気を抜いてしまい、大切なものが盗まれた…なんてこともあります。
現に僕は盗まれました。
他にもiPhoneを盗まれた…や、MacBookが消えた…、なんて留学生もちらほら。
なので今回の記事では、バギオでどう気をつけるべきかをまとめていきます。
はじめに
この記事ではこれからバギオ留学を考えてる人に向けて、
- バギオの治安
- スリの体験談
- スリの対処法
- 危険なエリア
などを話していきます。
バギオの治安
結論から先に言うと、治安は滅茶苦茶良好です。
バギオは夜に一人で出歩けますし、2年半住んでいて怖い思いをしたことは一度もありません。
ですが女性一人での夜間行動は控えましょう。
治安が良い理由は以下にまとめました。
- アメリカ軍の避暑地として街が作られた。
- 今現在も国内の政治家や有力者達の避暑地を担っている。
- 公務員の給与が十分に与えられているため、警察の汚職が少ない。
スリの事例
「じゃあ安全じゃん。」
と思ったかもしれません。
確かに安全です。
ですが静かな犯罪となったら話は別。
静かな犯罪とは、スリや置き引きのことです。
『はじめに』で言った通り、僕は友人とジプニー停(=バス停)で談笑している間に1000ペソを盗まれました。
他にもトイレへ行ってる間にMacBookが盗まれた生徒や、後ろから来た歩行者にiPhoneを取られた校長など。
一瞬だけ目を話した途端に盗まれた…などはバギオでも多々あります。
スリの対処法
箇条書きで対処法を紹介します。
- お金は複数に分けて所持する
- 貴重品をポケットに入れない
- リュックサックは前がけにする
- ショルダーバッグは斜めがけにする
- The 観光客のような格好は極力控える
※必要な点だけ補足
お金は複数に分けて所持する
財布のみでお金を管理するのは大変危険です。
財布内とバッグ内でお金は分けておきましょう。
- クレジットカードや余分なお金はホテルの金庫に入れる。
- 一日分の娯楽費だけ財布に入れる。
- 財布を無くした時のために1000ペソほどをバッグ等に忍ばせておく。
貴重品をポケットに入れない
ポケットだと盗まれても気づけないんですよね。
いつの間にか無くなってた…みたいな。
バッグを前がけにして、財布は奥底に眠らせておきましょう。
後ろポケットに財布を入れる…はもってのほか。
絶対に止めましょう。
俺が盗人なら喜んで近づきます。
ちなみに僕は、ポケットに財布を入れてますが、盗まれないように紐で括り付けています。
The 観光客のような格好は控える
高そうな腕時計を見に付けたり、ブランド物の服で出歩くみたいな自殺行為は止めましょう。
今でこそ安全になりましたが(マニラ)、過去には高価なピアスをしていたら耳たぶごと千切られたり、腕時計を盗むために腕を切り落とされたり…、とか。
流石に大げさだと思いますが。
そう言った話を聞いたことがあります。
危険なエリア(バギオ)
バギオで危険なスリスポットをまとめました。
・セッションロード
・バーンハムパーク
・ナイトマーケット
・ジプニーエリア(バス停)
セッションロード
前からも後ろからも横からもひっきりなしに現れる歩行者。
これがバギオか。
そう干渉に浸ってる間に貴重品は盗まれます。
余談ですが、僕がいた語学学校の生徒(180cmの大男)の貴重品を盗もうとしたバギオの民が過去に現れました。
謝罪をせず、ふてぶてしい態度だったためか、生徒は盗人をぶん殴ることに。
それを察して、後ろから手を回して叫び声を上げる連れの女性。
とてもカオスな状況だったようです。
バーンハムパーク
カップル御用達の公園、それがこのバーンハムパーク。
浮かれたカップルを狙おうと、盗人達がしのぎを削り合っています。
ここでは、リュックサックやショルダーバッグは前がけにして持ち運びましょう。
ナイトマーケット
数多くの出店が集うナイトマーケット。
夜遅くに行う市場だから、危険度は爆上がりです。
リュックなどを前がけにするのは勿論のこと、スマホなどもポケットには入れず、リュックの奥底に忍ばせておきましょう。
ジプニーエリア(バス停)
バス停ですね。
僕は友人と話している間に1000ペソと有線イヤホンが盗まれました。
盗まれた原因は、リュックを前がけにしていなかったから。
後ろがけにする場合は必ずセキュリティロックを掛けましょう。
と言ってもナイフで切り裂かれる場合もあるので、前がけがベストですが。
さいごに
人混みの中では、自分がどこに貴重品を入れているのかをしっかりと把握して、常に身の回りに気を使わないといけません。
「自分は大丈夫」そう思っていたら、盗まれることなんて余裕であります。
バギオはトップクラスに治安が良い所ですが、甘えてはいけません。
自分の身は自分で守りましょう。
それではバギオライフを楽しんでください。