『怪物のきこり』を読み終えてからすぐに読み始めた『リカ』の感想をまとめました。
初めての小説レビュー?なので、手探り状態ですがよろしくお願いします。
とりあえず読んでいて感じた内容を中盤まで書きました。
終盤のネタバレはないので気になったら読んでみて下さい。
あらすじを3行でまとめる
- 妻子を愛する平凡な会社員の本間は、出来心で出会い系を始める。
- そこでリカと名乗る女性と本間は出会うが、彼女は恐るべき”怪物”だった。
- 常軌を逸した手段でストーキングをするリカの狂気に本間は追い詰められていく。
と言った内容です。
はっきり言って妻子を愛してるなら出会い系やるなよクズが。と最初は思いました。
序盤
家族のいる主人公… いやクズ男が出会い系にハマる所からスタートです。
メールで駆け引きをしてる時のクズ男の心の声が凄いです。
それと出会い系のチャットを読みながら"獲物はするりと網から逃げてしまうだろう"とか言って格好つけてるけど、いやいや… お前がやってる事は浮気だぞ?って思いながら読んでました。
その後の"魚は針にかかったのだ。私はほくそ笑んで~"のところで思い出しました。
こいつモラルの高い人間じゃなかったわ…と。それと同時に早急に4んで欲しいとも思いました。
中盤
80ページを超えた辺りから面白くなってきて、100ページ辺りでリカの狂気溢れる行動が始まります。
ここら辺からは物語に没頭して読んでいましたね。
140ページ辺りのタクシーで逃げるシーンは笑いました。
その後リカのストーカー行為を終わらせる為に、クズ男の友人、原田(探偵)に助けを求めますが、「俺はプロだぜ」や「俺を信じろ」と言った熱い言葉を聞いて確信しました。こいつは死ぬと。
感想
普通に面白かったです。
特にラストは大満足でした。と言うのも主人公に対して感情移入が出来なかったから。
しりすぼみに終わっていくのではなく、最後の最後までハラハラしながら読めました。
点数
偉そうに点数を付けてすみません。
一応言っておくとこの点数は暫定的なものなので、変更する可能性があります。
序盤 ★★★☆☆
中盤 ★★★★☆
終盤 ★★★★☆
没頭度 ★★★☆☆
満足度 ★★★★☆